活動報告

「オンラインによる質的統合法(KJ法)初心者研修(2025.5月)の実施報告」
研修日:2025年5月17日(土)、5月24日(土)9時~17時 2日間
場所 :オンライン(Zoomミーティングによる)

オンライン(Zoom)の質的統合法(KJ法)初心者研修を実施しました(2025年度)。

この研修は、看護質的統合法(KJ法)研究会 九州・沖縄支部の活動の1つとして実施しています。全国から7名のご参加があり、看護系大学の教員をされている方や大学院修士課程在学中の方などでした。

実際の研修では、35枚のラベルを模擬データとして、2日間かけて分析プロセスの一部(グループ編成・図解)等を行い、2日目の最後に見取図を用いて発表会を行いました。発表会では、空間配置やシンボルマークについて質問し合ったり、討議したり活発に意見交換ができました。

今後も参加者の方とともに学んでいきたいと思います。


参加者から以下のような感想をいただきました

  • わかりやすかった。個人作業があり時間のたつのが早く感じた。実際に体験できて、質的統合法の奥深さと難しさを感じた。
  • 何も分からないままの参加でしたが、しっかり自分の考えと向き合う時間があり、一通りの作業を自分で進めて、基礎を学ぶことができてよかったです。最後の作業の際に時間が足りず、発表の時に考えがまとめられなかったので、もう少し個人作業の時間があると嬉しかったです。
  • はじめての参加でしたので、オンラインでじっくり1人で考え、時に先生に指導いただいてという形がとても自分には合っていました。これがあって、対面での参加が良いのかと感じました。難しかったのは、似たもの同士を見つけることでした。ラベル集めの所をもう少し知りたいと思ったのですが、2日間終わってみて、まずはやってみなければわからないのかもとも思っております。
  • 2日間、よい学習をさせてもらつた。研究から少し遠ざかっていたが、本格的に実施してみようと思いました。質的統合法の統合の難しさはありますが、おもしろさがあります。頭を使うとは思います。
  • 35枚というラベルがほど良く、忙しい中、学ぶには助かりました。質的統合法をかみ砕いてわかりやすくいってくださるので、自分の中に落ちました。
  • 本を読んだだけでは分かりづらかったのですが、実際のデータを通して分析することができ、大変勉強になりました。また、自己の課題が明確化されました。今後は、今回の学びをもとに、自分の持つデータを分析してみようと考えています。
  • 実際に頭と手を動かし、他の参加者の考え方も知ることができ、大きな学びとなりました。また参加者の方々は、私より目上の方ばかりだったのですが、発表や意見交換の際は気楽に参加でき助かりました。


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