活動報告

札幌訪問看護ステーション協議会
管理者研修「訪問看護におけるリスクマネジメントについて」の講師をさせてもらいました
研修日:2023年6月3日(土)13時50分~16時00分
場所 :オンライン(Zoomミーティングによる)

札幌訪問看護ステーション協議会が主催する管理者研修において「訪問看護におけるリスクマネジメント」というテーマで講義をさせてもらいました。
札幌訪問看護ステーション協議会は、札幌市に生活する人々の医療・保険・福祉に貢献し、訪問看護ステーション従事者の資質向上に寄与することを目的として活動され、毎年、管理者や従事者の方への研修を開催しておられるようです。
会長の木浪さんからご依頼があり、内容としては、訪問看護におけるリスクマネジメントの特徴、リスクマネジメント(予防対策・事故対策・事後対応)、危険予知トレーニング(KYT)、さまざまな事故対応等について講義させてもらいました。協議会に所属する訪問看護ステーションの管理者の方々、65名ほどのご参加がありました。


参加者から以下のような感想をいただきました

  • 管理者として、多くのリスクに対応しなければならない日々で、本日の内容は、来週早速、職員みんなに周知したいと思いました。
  • 当事務所で日頃行ってきたことの確認、見直しを改めて行う事ができた。
  • リスクについて、スタッフでKYTしてみようと思いました。スタッフが入れ換わっていくと、ついマニュアルへの意識が薄れてしまいがちです。定期的にマニュアルに触れる機会が必要と思いました。
  • 服薬や爪切りなどの事例は、当STでも似たような事例がありました、爪切りは定期的に勉強会をしたほうがいいと実感しました。ハラスメント事例も一定数あり、資料を参考に勉強会をしようと思います。
  • 基本的対応の見直しや、少しずつ変化していくリスクマネジメントについて確認していく機会が持て、スタッフとも共有できる部分は共有していこうと思います。
  • 管理者ではないのですが、ステーションでリスク係を担当していて管理者から勧められて参加しました。わかりやすいスライドと説明で勉強になりました。
  • KYTでは多様な意見を聞き、自身の感性との違いや見方を知ることが出来ました。
  • 利用者だけではなく、スタッフを守る視点を大切に管理していくことの重要性が理解できました。
  • 一般的なことでなく現場に則したもので、具体的で良かった。
  • 訪問看護ステーションは、事務所にいる時間が少ないため、外出先からヒヤリハットをGoogleフォームで入力できるように工夫しました。まだまだ報告件数は少ないですが、KYTを用いながらリスク管理に対するスタッフの関心を深めたいと思いました。
  • 改めてマニュアルの整備をしようと思いました。あとは、KYTをたくさんしていこうと思いますし、「ヒヤリハットが沢山出るけど事故が少ないステーション」にしていきたいと思いました。
  • 実際にトレーニング行いながらだったので非常にわかりやすく、今後活用しやすいと感じた。
  • 起こりうる例題がたくさんあり、大変参考になりました。
  • 身近なケースが多く参考になりました。マニュアルに追加したいと思います。
  • 訪問看護運営においてのたくさんのリスクがあることを再認識しました。
  • 交通事故発生時のマニュアル、針刺し事故対策、危険な訪問宅の判断など、事業所での足りない箇所を再認識する機会となりました。リスクマネジメントをより強化し、スタッフが安心して訪問に行ける体制を今後も整えていきたいと思います。
  • 事故が起こりやすい事例の対応を具体的に教えて頂き、勉強になりました。マニュアルの作成が大事な事もわかり、不足なマニュアルを完成したいと思います。
  • 管理者経験が浅いため全てが学びとなりました。特に個人情報の取り扱いやハラスメント、危険回避については経験少ないスタッフとも共有していきたいと考えました。
  • リスクマネジメントは、日々求められる内容なので、予防するためには起こりやすい要因と対策を事業所内で学びなおすことが必要だと感じています。事業所内学習などに活かしていきたいと思います。
  • 管理者としてマニュアルの見直しにとても役立つ内容でした。ヒヤリハットの判断で対策に悩むこともありますが、本日学べたことを今後に生かし、また社内学習会も行いたいと思います。
  • 改めて小さなインシデントに気付く大切さを感じました。
  • 起きてしまった事故だけに目を向けるのではなく、改めて危険を予知する事の大切さを実感しました。当ステーションでも危険予知トレーニングを行い、想像力をもっと養っていきたいと思いました。
  • 管理職に就くのが初めてです。一職員としてだけではなく、管理側の立場で対応するための大切な情報が多くありました。職員全員が、働きやすい環境と感じられるようにしたいです。

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