活動報告

宮崎県主任介護支援専門員リーダー養成研修の「地域診断」の講師を担当しました(2年目)
研修日:2021年2月24日(金)(Zoom),3月11日(木) (宮崎県防災庁舎会議室),3月24日(水)(シーガイヤホテル会議室)

昨年度にひきつづき、宮崎県が主催する主任介護支援専門員リーダー養成研修「地域診断について」「地域づくりのためのアクションプラン」の講師をお引受けし、3日間の研修を終了しました。この事業は、主任介護支援専門員のリーダーが、地域づくりのコーディネーター役を担う目的の研修で、2019度に初めて実施されました。今回は、宮崎県内の前回とは別の地域からの受講生で、門川町、西都市、都農町、川南町、高鍋町、新富町、木城町、日南市、串間市、高原町、えびの市から、計18名の主任介護支援専門員の方々でした。

地域診断は、地域アセスメントとも呼ばれ、「地域全体を総合的・多角的にアセスメントし、地域課題を明確にして、解決策を検討すること」です。講義では『コミュニティーアズパートナーモデル』を用いながら、その考え方や方法を示し(2021.2.24)、その後、実際の地域診断例や用紙の記入方法などを説明しました。受講生は、地域診断を行い(2021.3.11)、アクションプランを立案し(2021.3.24)、今後、実施が求められています。

昨年度の反省から研修2日目と3日目の期間を少し空けたこともあって、受講生が自己学習を行い、かなり詳しい多角的な地域診断ができていました。また、その成果が活かされたアクションプランとなっていました。2021年7~8月に中間評価(フォローアップ)を行う予定となっています。主任介護支援専門員の方々の学習能力の高さや前向きな努力に改めて感銘しました。今後のご活躍が楽しみです。





研修後には、受講者の方から以下のような感想をいただきました

  • 今回の研修で地域を振り返り、新たな発見が多くあり、知らないことがたくさんあることがわかりました。町内の他の主任介護支援専門員と一緒に取り組んでいきたい。
  • 大変わかりやすく、地域診断の方法を示してもらい、アクションプランの作成もスムーズに行うことができました。
  • なかなかハードな内容でしたが、これくらいの期間の方が自分を追い込む時間が短くよかったかもしれません。
  • 内容はよかったと思いますが、いろいろなことが重なって、時間も能力も足りず大変でした。地域診断では図表の取り込みなどの技術も必要で、なかなか追いついていけませんでした。
  • 講話の内容はわかりやすく、理解できたと思います。
  • 宿題が多くて大変でしたが、地域を知る上で大変勉強になりました。
  • 地域診断を初めて行い、改めてデータなどで住んでいる町の状況や暮らしを把握することができました。実状を把握した上でこれからの実務にあたっていけたらと思います。
  • 初めて行う地域診断は大変ではあったが、楽しく学ぶことができ、良い時間を過ごすことができました。

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