活動報告

「オンラインによる質的統合法(KJ法)初心者研修(3回目)の実施報告」
研修日:2020年9月19日(土)9時~17時
    2020年9月26日(土)9時~17時
場所 :オンライン(Zoomミーティングによる)

Zoomミーティングを活用した質的統合法(KJ法)初心者研修を実施しました。初心者研修は、看護質的統合法(KJ法)研究会 九州・沖縄支部の活動として、小林が講師となって、これまでにも集合研修で行ってきました。今年度は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を考え、オンラインによる研修としています。そのため今回は、長崎県立大学で実施予定であった集合研修をオンライン研修に変更し、追加募集をした上での実施でした。

研修用の36枚のラベルを模擬データとして、2日間かけて分析プロセスであるグループ編成・見取図作成・本図解作成・叙述化まで行い、2日目の最後に見取図を画面上に映してもらって、発表会を行いました。


参加者から以下のような感想をいただきました

  • 「研修を通して、言葉の紡ぎ方や図解の仕方の意味を学べたことがよかった」
  • 「オンライン上ではあったが、参加者同士意見交換や交流できて楽しかった」
  • 「データの語りを大事にしながら抽象化するところが難しく、語彙力が要ると思った」
  • 「本図解をしたときは、ラベルを貼りながら、自分のラベル集めを今一度振り返ることができた」
  • 「抽象化の仕方が難しいので、研究としてやっていくには、スーパーバイズが要ると思った」
  • 「自分の思考パターンを知ることができた」
  • 「有意義な研修だった。質的研究を進める中で、自分に不足していること、できていることの双方を実感することができた」


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