活動報告

「福岡市訪問看護ステーション連絡協議会での研修開催」
研修日 2019年5月16日(木)

福岡市医師会館にて「福岡市訪問看護ステーション連絡協議会」の会員の皆様に研修を実施しました。

参加者は、協議会会員の訪問看護ステーションの管理者の方 26名でした。
テーマは「エンドオブライフケアにおける家族支援」で、パワーポイントによる講義のあと質疑応答を行いました。

このテーマは、私の主たる研究テーマですので、研究結果に基づく「グリーフケアの一部としての予期悲嘆について」を特に詳しく説明させてもらい、在宅で看取りを行う家族への「予期悲嘆尺度」の紹介(予期悲嘆尺度のパンフレット配布)も行いました。

講義後の討議では、予期悲嘆尺度の適応について少し議論ができました。


 

研修後には、以下のような感想をいただきました。

  • 家族システムについて、もっと勉強したいと思った。アセスメントのポイントが参考になった
  • 予期悲嘆のツールを知ることができた。利用者家族に使用するにはタイミングもあると思う
  • グリーフケアについて、1つ1つの症例の振り返りをきちんとしたいと考えた
  • 終末期の利用者様のご家族には、聞きづらいことが多くあり、気持ちを分かっていたつもりでもずれが生じることも多くあるので、尺度を活用してみたいと思いました
  • 予期悲嘆について自分が感じていることを、尺度使用により数値化することで、スタッフとも共有でき、ケアに役立てることができるのかなと感じました

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