活動報告

「院内看護研究への年間サポート 
~研究テーマの絞り込みと研究計画書~
1回目は、2019年4月13日(土)看護研究メンバー16名+看護師長等5名
2回目は、2019年6月 8日(土)看護研究メンバー16名参加

宗像医師会病院の看護部からのご依頼で、院内看護研究に対して、年間を通じたサポートをしています。

1回目(4月13日)は、「臨床における看護研究の基礎」の講義のあと、各部署の今年度の研究チームに対し、研究テーマを焦点化するための助言を行いました。研究計画前の、この段階が最も重要で、また難しいため、各グループの「何となくこんなことが気になる」という題材を元にリサーチクエスチョンに繋げてもらいました。 参加者からは「自分たちの研究にどの研究デザインが相応しいかとてもわかりやすかった」「研究テーマが曖昧だったけど方向性が明確になった」「最初の研究の問いが大切であることを知ることができてよかった」などの感想をもらいました。


2回目(6月8日)は、研究計画書の完成に向けて、各グループがまとめた研究計画書(案)の目的や方法などについて、具体的な助言を実施しました。どのグループも1か月後の計画書提出に向けて順調に進んでいました。

宗像医師会病院での看護研究は、看護部の教育の一環に位置付けられており、看護部長や看護研究担当の看護師長の方とよく話し合いながら、私は外部者としてできることを支援しています。看護部と一致している方針は、なるべく日頃の看護をテーマに事例研究などでまとめていくことです。私は、どちらかというと質的研究や事例研究を得意としていますので支援しやすい状況です。事例研究は、再着目されている研究手法ですので、日頃の看護を丁寧に事例研究にしていくプロセスを精一杯支援していきたいと思います。



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